閲覧ありがとうございます。
この記事では、「ふるよに」における最大ダメージを検証していきます。
ルール
・今回はライフダメージのみに着目します。
・カードプールやメガミ、カードの組み合わせは公式大会で使えるもののみを使用します。
ドラフトのように複数のメガミのカードを自由に組み合わせたり、≪大旋空エクストリーム≫のようなカードを使用することはできません。
ひっくり返せ風雷の一撃
まずは、≪天地反駁≫に着目したルートを紹介します。
プレイヤーA:ライラ/クルルA
風雷撃/だうじんぐ/任意(クルルのカード) らすとりさーち/風魔招来孔/円環輪廻旋
プレイヤーB:サイネA2/シンラ
遺響壁/任意×6 任意×3(天地反駁を除く)
ゲームが始まったら、プレイヤーAは以下の準備を進めます。
・風神ゲージと雷神ゲージを共に20まで上げる。
・≪らすとりさーち≫を使って世紀の大発見を行い、プレイヤーBの使用していない切り札5枚(≪天地反駁≫を含む)を得る。≪ぐらんがりばー≫も使っておく。
・≪だうじんぐ≫の機功のため、≪風魔旋風≫と≪円環輪廻旋≫を使用済みにしておく。
プレイヤーBは適当に纏いと宿しをしておきます。
そして、以下の状況を作ります。
プレイヤーA ライフ:2 オーラ:0 フレア:0
プレイヤーB ライフ:7 オーラ:0 フレア:たくさん
ダスト:6
間合:2
プレイヤーB(サイネA2/シンラ)のターン(ダスト:6)
≪遺響壁≫を使用し、ダストから納を2つ乗せます。
プレイヤーA(ライラ/クルルA)のターン(ダスト:5 遺響壁:1)
世紀の大発見によって得た≪天地反駁≫を使用し、ダストから納を5つ乗せます。
≪ぐらんがりばー≫の効果で消費は0です。
プレイヤーB(サイネA2/シンラ)のターン(ダスト:2 天地反駁:4)
≪遺響壁≫が破棄され、プレイヤーBの捨て札に置かれます。その後、再構成はせずに纏いを一回行ってターンを終えます。
プレイヤーA(ライラ/クルルA)のターン(ダスト:2 天地反駁:3)
≪だうじんぐ≫を使用し、機功の効果でプレイヤーBの捨て札から≪遺響壁≫を使用し、ダストから納を2つ乗せてターンを終えます。
プレイヤーB(サイネB/シンラ)のターン(ダスト:2 天地反駁:2 遺響壁:1)
纏いを2回行ってターンを終えます。
プレイヤーA(ライラ/クルルA)のターン(ダスト:2 天地反駁:1)
まず≪遺響壁≫が破棄され、【破棄時】効果が解決されて、プレイヤーBの捨て札に置かれます。その後再構成をし、≪だうじんぐ≫をドローします。
その後、纏いと宿しを2回ずつ行い、ダストと自分のオーラにある結晶を0にしてから≪だうじんぐ≫を使用し、プレイヤーBの捨て札から≪遺響壁≫を使用します。これは納となる結晶がないためにすぐに破棄され、そのまま【破棄時】効果が解決されます。
この状態で≪風雷撃≫を使用します。
すると、まず≪天地反駁≫の効果でダメージが2/20となり、その後≪遺響壁≫の【破棄時】効果2回分が加算され、最終的なダメージは2/22となります。
(超克の処理が挟まるタイミングによっては、このプランは成立しません。ルールに詳しい方は教えてください)
早くもミコト二人分を超えるダメージが出ました。これを超える方法がないか探していきます。
繰り返される終末、芽生えた絆
次に着目したカードは≪残滓の絆毒≫です。
プレイヤーA(チカゲA/ウツロ)
毒針/影の翅/奮迅/任意×4 残滓の絆毒/終末/任意
プレイヤーB(サリヤ/ホノカ)
任意×7(燃焼できるカードを数枚) Julia`s BlackBox/胸に思いを/任意
ゲームが始まったら、プレイヤーBは以下の準備を進めます。
・造花結晶を全て燃焼させる
・≪そして新たな幕開けを≫を使用済みにしておく。
プレイヤーAは適当に過ごします。
そして、以下の状況を作ります。
プレイヤーA ライフ:3 オーラ:2 フレア:7
プレイヤーB ライフ:2 オーラ:3 フレア:7
ダスト:たくさん
間合:2
プレイヤ―B(サリヤ/ホノカ)のターン
自身の捨て札が7枚ある状態で再構成をして、2枚カードを引き、そのまま手札2枚でターンを終えます。
プレイヤーA(チカゲA/ウツロ)のターン
≪影の翅≫と≪毒針≫を使用します。毒針はオーラで受けてもらい、任意の毒を山札の上に置きます。その後≪終末≫を使用してターンを終えます。
プレイヤ―B(サリヤ/ホノカ)のターン
毒1枚を含む2枚のカードを引き、そのまま手札4枚でメインフェイズの終了を宣言します。
現在の状況は以下です。
プレイヤーA ライフ:3 オーラ:2 フレア:5
プレイヤーB ライフ:1 オーラ:2 フレア:7
ダスト:たくさん
間合:2
付与札(B):3
終了フェイズに入るとまず、プレイヤーAのフレアが5であるため、≪そして新たな幕開けを≫の【使用済】効果により、1/1の攻撃がプレイヤーAに飛びます。プレイヤーAはこれをオーラで受けます。すると≪終末≫の【展開中】効果及び【破棄時】効果が解決されます。これにより、プレイヤーBの手札が4枚のままターンが終わります。終了フェイズの残りの処理は飛ばされ、手札調整は行われません。
プレイヤーA(チカゲA/ウツロ)のターン
再構成を行い、再び≪影の翅≫と≪毒針≫を引いて、それぞれ使用します。先ほどと同じようにオーラで受けてもらい、毒を山札の上に置きます。そのままターンを終了すると、≪終末≫が灰塵を達成しているため再起します。
プレイヤ―B(サリヤ/ホノカ)のターン
毒1枚を含む2枚のカードを引き、全力行動を選択して≪Julia‘s Blackbox≫を使用し、Form:GARUDAにTransFormします。【変形時】効果によりカードを2枚引き、そのままターンを終了します。現在の手札は8枚(毒2枚を含む)ですが、【変形時】効果により手札上限が無くなっているため、手札調整は行われません。
プレイヤーA(チカゲA/ウツロ)のターン
再構成を行い、再び≪影の翅≫と≪毒針≫を引いて、それぞれ使用します。先ほどと同じようにオーラで受けてもらい、毒を山札の上に置きます。その後≪終末≫を使用してターンを終了します。
プレイヤ―B(サリヤ/ホノカ)のターン
毒1枚を含む2枚のカードを引き、そのまま手札10枚でメインフェイズの終了を宣言します。
現在の状況は以下です。
プレイヤーA ライフ:1 オーラ:0 フレア:3
プレイヤーB ライフ:1 オーラ:0 フレア:5
ダスト:たくさん
間合:2
付与札B:2
先ほどと同じく、プレイヤーBのフレアが5であるため1/1が飛び、≪終末≫が破棄され、手札調整がスキップされます。
プレイヤーA(チカゲA/ウツロ)のターン
≪奮迅≫を使用して間合を1にし、≪残滓の絆毒≫を使用します。プレイヤーBの手札の枚数は10枚であるため、ダメージは4/20となります。
と、ここまで考えたうえで、≪滅灯の魂毒≫を使えば更にダメージを伸ばせることに気が付きました。
話は簡単で、準備段階で≪毒針≫を3回、≪滅灯の魂毒≫を1回使って、4枚の毒をプレイヤーBの手札に送っておくだけです。こうするとプレイヤーBの最終的な手札の枚数は1枚増えて11枚になり、4/22の残滓の絆毒を撃つことができます。
というわけで、必然か偶然か、またも22というダメージが出ました。
ふるよににおける最大ライフダメージは22なのでしょうか?
世界を壊すのはいつだって天才科学者
これを越える余地があるとすれば、毒袋に余っているもう1枚の滅灯毒です。
というわけで、切り札を複数回使えるクルルやオボロ、ライラ辺りを入れることができないか考えてみます。
まず核となるチカゲは当然外せません。ウツロも恐らく外せないでしょう。そして、ウツロを使うのならばホノカも同時に確定します。
唯一、サリヤの枠だけは変更の余地があります。今サリヤを採用しているのは、≪終末≫を再起させるターンの隙間をGARUDAで埋める必要があるからで、もし≪終末≫を毎ターン使うことができればサリヤは外せます。
というわけで、そう、≪りげいなー≫の出番です。
プレイヤーA:チカゲA/クルルA
毒霧/奮迅/りげいなー/任意×4 残滓の絆毒/滅灯の魂毒/らすとりさーち
プレイヤーB:ウツロ/ホノカ
任意×7 灰滅/虚偽/胸に思いを
ゲームが始まったら、プレイヤーAは以下の準備を進めます。
・≪らすとりさーち≫を使って世紀の大発見を行い、≪終末≫を含む切り札5枚を得る。≪この旗の名の下に≫と≪四季はまた巡る≫を使用して≪りげいなー≫の機功を作り、≪ぐらんがりばー≫も使っておく。
・≪毒霧≫を3回、≪滅灯の魂毒≫を≪りげいなー≫も合わせて2回撃ち、計5枚の毒をプレイヤーに送り込んでおく。
プレイヤーBは≪そして新たな幕開けを≫を使用済みにしておきます。
そして、以下の状況になるまでゲームを進めます。
プレイヤーA ライフ:4 オーラ:4 フレア:0
プレイヤーB ライフ:2 オーラ:5 フレア:0
ダスト:たくさん
間合:2
プレイヤーB(ウツロ/ホノカ)のターン
毒5枚を持ってターンを終えます。
プレイヤーA(チカゲA/クルルA)のターン
1回纏いを行い、世紀の大発見により得た≪終末≫を使用します。
プレイヤーB(ウツロ/ホノカ)のターン
再構成し、カードを2枚引き、そのまま手札7枚でメインフェイズを終了します。終了フェイズ、≪そして新たな幕開けを≫の1/1のダメージで終末が破棄され、手札調整がスキップされます。
プレイヤーA(チカゲA/クルルA)のターン
全力行動を選択し、≪りげいなー≫で≪終末≫を使用します。
プレイヤーB(ウツロ/ホノカ)のターン
カードを2枚引き、そのまま手札9枚でメインフェイズを終了します。終了フェイズ、幕開けで終末が破棄され、手札調整はなし。
プレイヤーA(チカゲA/クルルA)のターン
再構成し、≪りげいなー≫を引き、≪終末≫を使用します。
プレイヤーB(ウツロ/ホノカ)のターン
カードを2枚引き、そのまま手札11枚でメインフェイズを終了。終了フェイズ、幕開けで終末が破棄。
プレイヤーA(チカゲA/クルルA)のターン
再構成し、≪りげいなー≫≪終末≫。
プレイヤーB(ウツロ/ホノカ)のターン
カードを1枚引き、焦燥ダメージ分はオーラで受けます。集中力で纏って、オーラを5に戻してから手札12枚でメインフェイズを終了します。終了フェイズ、幕開けで終末が破棄。
プレイヤーA(チカゲA/クルルA)のターン
≪奮迅≫で間合1へ、そして≪残滓の絆毒≫。
絆毒のライフダメージはプレイヤーBの手札の枚数の2倍となるため、4/24となります。
というわけで、22の壁を突破することに成功しました。≪絆毒≫でこれ以上のダメージを出すには、≪闘神≫や≪でゅーぷりぎあ≫を活用する方法や、何らかの方法で毒を6枚以上送り込む方法が考えられます。よろしければ24ダメージを越える方法を皆様でも考えてみてください。そして僕に教えてください。
この記事は以上となります。ここまでお読みいただきありがとうございました。
画像はふるよにコモンズ様よりお借りしました。
ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME
https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html
OMNIS-Blasterで∞/∞が出せるらしいですが、この記事の趣旨とはズレるので扱いません。