【ふるよに】刀扇で季節戦優勝した!!!!【vs刀扇、刀鎌、銃鎌】

2020/06/27開催のふるよにオンライントーナメントに参加してきました。大会に参加するのはほぼ一か月ぶりで、これで二度目です。

今回自分が使った二柱はユリナ/トコヨ。自分なりに季節戦環境を色々考察・調査してみて、やはりウツロを絡めた二柱を持っていこうかなあともずっと考えていました。ですが、環境が多少逆風でも最も使い慣れている組み合わせを持っていった方がまだ勝機があるだろうということで、前回と同じく刀扇に。




一戦目 ユリナ/トコヨ(すずやんさん)



いきなり完全ミラー…とはいえミラーは電源版で何度も対戦経験があるため、負けたくない対面ではある(だいたいいつも焦燥合戦までもつれ込んで負ける)。


使った構築は以下。

斬/一閃/柄打ち/気迫/梳流し/雅打ち/要返し 浦波嵐/久遠ノ花/常世ノ月

じりじり一点取り合うゲームしようぜ構築。居合は入れるか迷いましたが、ユリナに居合はあまり撃ちたくないのと雅打ちもあるのでお留守番。詩舞もどうせ肝心な場面では無窮で抜かれるのでなし。
切り札は2/1オーラ受けから一閃千歳に久遠吐かせて月影当て、のプランに対抗するために浦波と久遠を両方積む。常世ノ月の枠は要検討。


マリガン二枚戻し、雅打ちと要返しを引く。
こちら先手からいつもの要返しムーブを取るもお相手はやってこず。要返し入ってない?
お互い境地を構えながらじりじりと前進しあっていたところ、お相手境地を切って一気に前進し斬、梳流しと振ってくる。雅打ちは要返しで戻したためまだハンドになく、もろに2点貰ってしまう。
返すターン、こちらも負けじと斬、梳流しと振りライフレースで追いついていく。ここで境地で返すか前進するか迷ったが、再構成から斬一閃とか振られたら最悪なので集中を切って間合い2へいくと、お相手再構成から居合。とてもつらい。現在オーラは3なのでオーラでも受けられるが、オーラで受けたが最後一生テンポを取られそうなので泣く泣くライフ受け。

その後はダスト枯れのままお互い柄打ちなどでライフを取り合っていく展開となるが、先に戦況を動かしたのはお相手。無窮ノ風からダストを二つ作り、圧気を展開してくる。
こちらハンドに気迫があったため梳流しを引きたかったか引けず、圧気を割ることができない。
お相手この好機を見逃さず、離脱し一閃、千歳ノ鳥と連撃を仕掛けてくる。浦波嵐でなんとか耐えるも、オーラは0になりフレアも削れ割とボロボロの状態。ただそれは相手も同じ。

ここでお相手ふたたび居合を振ってくる。現在こちらのライフは4、再構成と久遠ノ花の分を考えるともうライフでは受けられないためここで久遠を吐くしかなく、とても苦しい展開。
とはいえ相手はオーラが薄いまま全力札を振った形。再構成から赤札を叩きつけていくと、久遠ノ花はなかったようでそのまま決着。


お相手の構築は以下。
斬/一閃/柄打ち/居合/圧気/梳流し/雅打ち 月影落/千歳ノ鳥/無窮ノ風

びっくりするぐらい赤、実際強い。こちらは一点を取り合うゲームをしたかったが上手く噛み合わず、終始やりにくい戦いを強いられた。居合はやっぱり最強でそう都合よく境地雅を構えていられるわけでもないし、圧気を割れなかったときはもう生きた心地がしなかったです。
ミラーでここまで構築に差が出るのはやっぱり刀扇はおもしろい。すずやんさん、対戦ありがとうございました!



二戦目 ユリナ/ウツロ(ユー子さん)



二回戦、もはや季節戦の風物詩と化した刀鎌との対戦。ふるよに季節戦オンライン大会の刀鎌の使用率はなんと約28%もあり、ぶっちぎりの使用率1位です。


使った構築は以下。

斬/一閃/柄打ち/梳流し/雅打ち/詩舞/要返し 月影落/千歳ノ鳥/無窮ノ風

切り札まっかっか構築。リーサルで間合い4を踏むために詩舞を添える。
順当に試合を進めていくと虚偽月影でこちらが先に死ぬため、とにかく相手より早くリーサルを取りにいくことを意識する。スムーズにリーサルラインまで引きずり込むために梳流しも入れておく。


こちら先手からいつもの要返しムーブ、お相手重圧からの纏いで結晶を1つパクってくる。
黒き波動で梳流しを落とされながら前進していくと、お相手ここで1後退、間合いは7へ。これにより境地を維持しながら間合い4を踏むことができなくなりちょっと嫌な展開。序盤の後退つええ…。

そこから両者じりじりと間合いを近づけていき、先に間合い4を踏んだのはこちら。とりあえず斬を振り、そのままありったけのリソースをつぎ込んで間合い2まで潜り込む。
お相手のターン、ダストが枯れているため離脱できない…と言おうとしたが重圧が飛んできてダストを作られ、そこから離脱、気迫、刈り取り、斬と振られやや苦しい。
こちら要返しでさっきの刈り取りを帳消しにしながら雅打ちと斬を戻して体勢を立て直していくと、しばらく赤札を振り合う展開。
こちらの攻勢で斬、一閃と振ると、お相手これらをオーラ受けしオーラ0の状態に。迷ったがここで無窮ノ風を開け、ライフレースで追いついていく。返しで浮船宿が来るかと思ったが無く、お相手手札と集中をつぎ込んで纏い直すのみ。

中盤、お互いにオーラとライフ5、間合い2、ダスト0の完全な睨み合いの状況へ。ユリナミラーはすぐこうなる…。お互いにディスカードエンドしつつリーサルの準備を進めていくが、前述の通りこちらが先に踏み込む必要があるため悠長な真似は出来ない。こちらのリーサルに必要なのは虚偽で止まらない赤札(斬、柄打ち、雅打ち)と詩舞、これらをうまく揃えたい。

お相手再構成でライフ4を踏み、次ターンで決死入りからリーサルを取るという意思を見せてくる。返すターン、こちらの手札は斬、雅打ち、詩舞、梳流し。もうここで勝負に出るしかない。

まずは雅打ち、これはライフで受けられお相手の残りライフは3。
続けて虚偽ケアで詩舞で間合い4まで下がって斬。久遠ノ花の存在を考えるともうライフに余裕がないお相手は、ここに浦波嵐で対応して1/1となった斬をオーラ受け。
更に千歳ノ鳥を叩きつけるとこれもオーラ受け。ならばと残りの全リソースを纏いと宿しにつぎ込んでなんとかフレア7を溜め、トドメの月影落!辛くも勝利となった。


お相手の構築は以下。
斬/一閃/柄打ち/気迫/黒き波動/刈り取り/重圧 月影落/浦波嵐/灰滅

虚偽が入ってなかったのは少し意外だったが、月影と久遠を交換して大量のダストを作り灰滅
で〆、というプランだったとのこと。なにそれこわすぎる…。
試合を通して気迫+黒き波動があまり飛んでこず、最後のハンドの4枚も千歳ノ鳥がライフ受けされても梳流しでトドメが刺せる完璧なハンドだったので、全体的に運は良かった。
眼前構築も含めて試合中ずっと、相手が久遠ノ花を一番に警戒してくれていたお陰で勝てた部分もあるので、そういう圧の部分まで試合中にもっと意識できたらいいなと思う。
ユー子さん、対戦ありがとうございました!


三戦目 ヒミカ/ウツロ(こーどさん)



勝戦、対するは銃鎌。なんなんだこのボスラッシュは…銃鎌と対戦するのははじめてなのでどうしたらいいのか分かりませんが、とりあえずめちゃくちゃ強いヒミカという認識でいきます。

使った構築は以下。
斬/一閃/圧気/梳流し/雅打ち/詩舞/風舞台 月影落/無窮ノ風/常世ノ月

遠い間合いでも振れそうな赤札と、間合いを詰められる付与札をとりあえず入れ、お守り代わりの詩舞も入れる。残り一枠は振れさえすればリソースをいじめられる一閃
切り札は月影落はほぼ確定として、あと2枠は迷ったが相手のリーサル妨害や間合いを詰めるのに使える常世ノ月と、消費が最も軽くリーサルの補助になるかもしれない無窮ノ風を選択。できれば千歳ノ鳥も入れたかった。対応切り札はどうせ虚偽で止まるので要りません。
ライフプランはマグナム1点、再構成1~2点、月影落4点、斬と梳流しと雅打ちで計3~4点ぐらいの計算。圧気などでうまくリソースをいじめて相手のリーサルを遅延し続け、こちらが先にリーサルを仕掛けていく展開を作りたい。



こちら先行、詩舞があるのでとりあえず1宿しでエンドするとお相手はディスカエンド。
2ターン目、適当に前進してオーラ5を構えてターンを返すと黒き波動円月ラピッドマグナムと振られ早々に4点貰う。
3ターン目、相手の集中が1だったこともあり、ここで常世ノ月を切って間合い2まで進む。

ここからはしばらくしゃがみ合い。こちらはどうにかして一閃や圧気を当て、離脱や宿し用のリソースをいじめたい状況。手札に一閃、風舞台、圧気と揃ったタイミングでこれらを一気に叩きつけ攻勢に出る。
風舞台+圧気と張ると、間合い0~4で圧気が当たるためこれはほぼ当たるだろうという計算…だったが、返すターンでお相手虚偽を使用し、付与札の破棄時効果を打ち消してくる。また1離脱2宿しを行い、失ったフレアを補充しつつ間合いを調整して、虚偽が効いているうちにスカーレットイマジンからのリーサルを取るぞという意思も見せてくる。
返すターン、風舞台の破棄時効果が解決されず間合いは1のまま。相手のオーラこそ宿しで削れているものの、月影落を振るためには間合い4まで下がらなければならず、リーサルに踏みこむことができない。仕方なく再構成から風舞台の再展開でのリーサル妨害を狙うが、トップは圧気と詩舞。風舞台は引けず。万事休すか…。

返すターン、お相手は再構成でフレア3を確保し手札4枚からスカーレットイマジン。2枚引き、長考の末に何かを伏せる。
間合い1から離脱、離脱、バックステップ、影の翅でぴったり6間合いまで到達した相手がまず振ってきたのは黒き波動。…ではなくラピッドファイア。あれ?
とりあえずオーラで受けると続けてマグナムカノン。黒き波動があるなら最初に撃っているはずで、黒き波動がないならハンドの残り2枚はバックドラフトと円月である、と断定し、詩舞で対応してこれもオーラ受け。この時点でこちらはオーラ0ライフ4。灰塵円月にはバックドラフトが乗らないため、レッドバレットと合わせても3点しか取れず。返しに月影落を当てて勝利。


お相手の構築は以下。
ラピッドファイア/マグナムカノン/バックステップ/バックドラフト/円月/黒き波動/影の翅 レッドバレット/スカーレットイマジン/虚偽

まあこれしかないと思います。結果論を言えばバックドラフトがシュートだったら負けていましたが、本当に結果論でしかない。


最終ターンに黒き波動が飛んでこなかった理由が気になっている方も多いと思うのでこれについて説明すると、これはお相手のプレイミスなどではなくちゃんとした理由があります。結論から言うと、お相手はスカーレットイマジンの効果で黒き波動を伏せるしかなかったのです。
まず前提として、スカーレットイマジンの効果で伏せたいのはバックドラフトです。円月が灰塵を達成していると仮定して、スカーレットイマジンで伏せたカードごとに与えられるダメージを高い順に並べると以下のようになります。

バックドラフトを伏せた場合:オーラ4点、ライフ4点
黒き波動を伏せた場合:オーラ6点(詩舞)、ライフ2点
円月orラピッドファイアorマグナムカノンを伏せた場合:オーラ5点、ライフ2点 


バックドラフトを伏せた場合のみ、ライフに4点通すことができます、ですがもしバックドラフトを伏せることができない場合は、黒き波動を伏せるのが正解なのです。だからお相手は黒き波動を撃ってこなかったのです。では、バックドラフトを伏せることができない状況とはどうなると起こり得るのでしょうか。それは以下の両方を満たしてしまっている場合です。

山札の下から2番目または3番目がバックステップ
②山札の1番下がバックドラフト

要するに、スカーレットイマジンを使ったタイミングでバックドラフトが手札にあればいいわけです。まず、スカーレットイマジンを撃つ前にバックステップを撃つことができれば、山札を全て引ききってから伏せる札を選ぶことができるので、当然バックドラフトを伏せられます。またバックステップを撃てなくても、スカーレットイマジンの2ドローでバックドラフトを引けば、こちらのパターンでも問題なく伏せられます。
つまり、今回僕が勝てたのはめちゃくちゃラッキーということです。何%ぐらいの確率なんですかね…?
一応、バックドラフトかバックステップを握り続けていれば未然に防げた事態ではあるのか?

ですが勝ちは勝ち、今は素直に喜ぼうと思います。
こーどさん、対戦ありがとうございました!




というわけで優勝です!!!やったー!!!!!
お気に入りの刀扇という組み合わせで勝てたことはすごく嬉しくて、でも運による割合がすごく大きい優勝でもあったので、もっとふるよに強くなりたい…このゲーム、強くなろうとすればするほど深淵に足を踏み込んでいくような気分になってよく分からなくなるんですよね。ふるよには深淵。

歴こそまだ半年にも満たないですがいつまでも初心者面していても仕方ないので、第伍拡張が出て感染症もある程度収束したら本格的にイベントに参加したり色々やっていきたいです。新メガミかわいくて強いといいな…ヤツハアナザーとか出してほしい。

対戦してくださったお三方、運営のBakaFireさん、Twitterでお祝いしてくださった皆さん、そして偉大なるメガミであるユリナ様とトコヨ様、本当にありがとうございました!忘れられない思い出の初優勝になりました。


ここまでお読みいただきありがとうございました。以下おまけです。




反省会

一戦目 vs刀扇
圧気への警戒の不足。7枚見えるまではダストが枯れているからといって迂闊に斬を振ってはいけないのかもしれない、圧気に当たると人は死んでしまうため。ただあんまり気にしすぎてもしょうがない気もする、圧気を守っているということは相手のオーラも削れているわけで。
また、切り札選択の甘さ。常世ノ月は結局上手く撃てなかったため、千歳や浮舟宿の方がまだよかったかもしれない。ミラーの常世ノ月、相手に使われると地獄のようにしんどいのに上手く使いこなせない。クリティカルに使える場面はそう何度もやってくるわけではないので、序盤に景気よく使うのがコツなのかもしれない。

二戦目 vs刀鎌
概ね眼前構築でのプラン通りに動けたので良かったのではないかと思います。ただ梳流しは結局振れなかった。この対面はどこまでいってもこちら不利の構築ジャンケンみたいなところはありますが、とりあえず言えるのはこちらは守りに入ったら負けるので攻めるしかないということ。月影浦波虚偽とかやられたら勝てる気がしない(余計なことを言うな)。こちらが虚偽と浦波の上から取れるリーサルは3点で(無窮千歳月影オーラ、斬柄雅ライフ)、しかも間合い4までいく必要があるので宿しはほぼ不可能です。相手はこちらが無理に攻めてくるなら受け流して逆リーサルで勝ち、攻めてこないなら虚偽月影で勝ちというわけです。これやられたらどうしたらいいんですかね?

三戦目 vs銃鎌
まず、常世ノ月の使い方。本当にあのタイミングでよかったのかは分からない、集中1残しは誘われていたのではないかという気すらする。ここでリーサルを妨害しないと死ぬというタイミングまで温存するのが正解?でもあそこで吐かなかったら間合い2まではなかなかいけないわけで…そうすると追加で数点貰ってしまうわけで…いや死なない程度の攻撃ならむしろフレアが増えてむしろ得…?もうよく分からない。
もう1つ、虚偽の付与札の破棄時効果を打ち消す効果を忘れていたこと。いや知らんて…
圧気無効化はともかく風舞台の破棄時無効化が本当にダメで、刀扇は間合い1からリーサルを取ることはできません。でも銃鎌は取れる、つまり死。結果としてほぼ負け確の状態に自ら突っ込んだような形になった。とはいえここはお相手も上手かったと思う。
だがもしここで常世ノ月があれば、リーサルを抑え込んで虚偽がない状態でのリーサルを強いることができるわけで…お?

つまり、刀扇vs銃鎌の刀扇は
①可能な範囲で斬などを振りリーサルラインに引きずり込む
②圧気+風舞台で虚偽を吐かせる(吐いてこなかったら圧気破棄からそのままリーサルを取る)
常世ノ月でターンを稼ぎ、虚偽を枯らす
④久遠ノ花を構えながらリーサル準備。相手が久遠ノ花の上から取れるリーサルは円月とレッドバレットの3点が限度(久遠ノ花は黒き波動に当てて詩舞を守る)なので、それまでにはこちらから仕掛ける。

で勝てなくもないかも?切り札は月影久遠常世とかそんな感じで。試していないので分かりませんし、お相手が虚偽入りのヒミカ寄せであることが前提ですが。結局月影落とスカーレットイマジン+虚偽がお互いに受かってないのでスピード勝負みたいなとこはあると思います。ただ出力が安定していて引きの要求値が低いのは明らかに銃鎌側であるため、刀扇が若干不利寄りなのは残念ですが確かでしょう。

反省会終わり。次はもっとがんばる。

















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