【世界樹の迷宮Ⅳ】タルシスすっぽんぽん紀行【縛りプレイ】

 

ルール

 

・武器、防具、アクセサリを装備してはいけない

 

以上。

レベルには特に制限を設けませんでしたが、適度に緊張感のあるバランスを保てるようなるべく意識します。宝典や引退も同様。

 

 

キャラメイク

とりあえず全職業を一人ずつ作り、スキルを確認していきます。

 

まずはソードマン。早速ですが、ほぼ何もありません。

剣や突剣がダメなのでソニックレイドやリンク系はもちろん、盾もダメなのでブレイク系も使えません。

ヴァンガード素手パンチで剣士の心得を発動させるパンチマンになるぐらいしかやることがありません。VETERANになるとソードブレイカーが追加されるよ。やったね。

 

続いてナイトシーカー。同じく剣で戦う職業ですが、一転してかなりの有力候補となっています。

アイスブラッシュから派生する各種攻撃スキルこそ使えないものの、投刃は武器スキルではないので問題なく使用できます。盲目や睡眠、そして猛毒といった優秀な投刃スキルは序盤から最終盤まで頼りになるでしょう。ダメージにはまったく期待できませんが。

補助スキルも優秀で、ハイドクロークや奇襲など脆い耐久面を補うスキルが揃っています。一人は入れておきたいところ。

 

お次はフォートレス。死にスキルは多めですが使えなくはない部類。

まずディバイド系と鎚スキル系統は全滅。とはいえ鎚スキルは通常プレイでもあんまり使わないのでここはそんなに痛手ではないです。

残るスキルは挑発、防御陣形、聖なる加護などのバフ系と、物防ブースト、HPブースト、ヒールウォール、ガードマスタリといったパッシブ系。

装備無しでどれだけ硬くなってくれるのか分かりませんが、前列で防御しているだけで最低限の仕事はできそうな予感がします。採用。

 

続けてスナイパー。この職業を一言で言うと虚無です。

戦闘に関わるスキルで使用できるのは観測とイーグルアイの2つのみ。スナイパーというか、もはや「目」でしかないです。不採用。

 

どんどんいきましょう、メディック。

消えるのは鎚スキルのみで、ほとんど通常プレイと同じように使えます。問題は、そもそもⅣのメディックが(他と比較して)あんまり強くないことと、縛りの性質的に回復はあまり重要ではなさそうなことです。敵に動かれた時点で消し炭になってそうだし、回復でどうこうするゲームじゃなさそう。(結論から言うとこれは大きな間違いでしたが、それに気が付いた頃にはとっくにミスティックが解禁されていました。無念)

 

そして来ました、ルーンマスター。今回の縛りの救世主です。

まず、使用できなくなるスキルはありません。

全てのスキルを問題なくご利用いただけます。そして、火力が武器攻撃力に依存しません。印術は素手で撃とうが世界樹の金枝を持って撃とうが、ELM鍛冶の分ぐらいしか差が生じません。

というわけで、このプレイでは最初から最後まで攻撃は全てルーンマスターに一任することになります。というか他に選択肢がないです

問題は属性耐性持ちへの対処ですが、弱点は捏造すればいいのでさほど脅威ではないでしょう。迷わず後列に3人並べていきます。

 

最後はダンサー。約束された強職ですが、今回の縛りではどうか。

ルーンマスター同様全てのスキルを使えますが、アタックタンゴやサンバ系など、事実上の死にスキルもそこそこ。それでも今回の縛りの中では恵まれている部類。

扇の舞で避けつつのリジェネワルツやガードタンゴでの戦線維持が主な仕事になりそうかな。いやそれでもう十分すぎるほど強いだろ。採用です。やはりダンサーは最強。

 

というわけで、パーティー編成は以下に決定。

 

ダンサー/フォートレスorナイトシーカー

ルーンマスター/ルーンマスター/ルーンマスター

 

 

探索にはナイトシーカーを連れ歩き、FOE戦やボス戦では必要に応じてフォートレスを連れていく感じで。

 

忘れずにダガーツイードをひっぺがしたら、すっぽんぽんの旅にいざ出発!

 

第1迷宮 碧照ノ樹海

 

服を売ったお金でメディカを買いこんだら、バッタと球獣ひしめく森の廃坑へ。

すっぽんぽんでバッタのキックが受かるのか不安ではありましたが、前列はひたすら防御しつつ後列から雷撃の印術を連打する戦法で難なく攻略。

言ってしまうと、最序盤はこれだけで戦闘はどうにかなります。この戦法は全体攻撃に対しては無力ですが、最序盤からそんなものが飛んでくるわけないですからね。

 

 

とでも思ったか?嘘です。バリバリ飛んできます。

ビッグボールと荒くれ狒狒の連携技、投げ飛ばしは高威力の全体攻撃で、後列のルーンマスター達は跡形もなくぺしゃんこにされます。どちらかをさっさと潰して連携を阻止したいところですが、靴や短剣で行動速度を補うことができないため印術が間に合いません。(具体的には、投げ飛ばしに印術で先制するには最低でもAGIが20必要)よって現時点では為す術なしです。

 

二匹を含むパターンにエンカウントしないことを祈りつつ、熊たちをなぎ倒してB3Fに到達。

B3Fに到達したら真っ先にやることがあります。それは「遺失物捜索依頼」というクエストを達成してアイスコフィンを解禁すること。

アイスコフィンは超高威力かつ最速かつ必中という、控えめに言ってぶち壊れの攻撃スキルです。これでもうビッグボールに恐れる必要もありません。試し撃ちがてら鹿とカンガルーをぶっ飛ばし、その勢いのままベルゼルケルも瞬殺して碧照ノ樹海クリア。

ベルゼルケルは何もしてこないターンが多すぎで、ハッキリ言ってボスじゃないです。

 

ベルゼルケル撃破時の平均Lvは13ぐらい。主な習得スキルは以下。

ダンサー:扇の舞★

ナイトシーカー:盲目の投刃★ ハイドクローク1

ルーンマスター1,2:ルーンの輝き★ 雷撃の印術3

ルーンマスター3:雷の聖印★

 

 

 

第2迷宮 深霧ノ幽谷

 

序盤の山場です。雷耐性持ちの森ウサギに始まり、みんな大好き危険な花びら、何でも避けまくるホロウ系、そして待ち受けるホロウクイーン。

世界樹Ⅳはここから始まるといっても過言ではありません。

 

まずは高空への羽を求めて瘴気の森へ。オオヤマネコの食いちぎりがやたら後列のルーンマスターに飛び死者続出。早くも暗雲が立ち込めます。

トリップマッシュの混乱も厄介と言えば厄介ですが、自傷ダメージが笑っちゃうほど低いのでちょっと和みました。素手でも思い切り殴られたらまあまあ痛いと思うけどな。

ネクタルをがぶ飲みしながら藍夜の破片にたどり着き、深霧ノ幽谷の探索を開始すると

さっそく危険な花びらちゃんがお出迎え。半端な攻撃=死であるため、しっかりバフを使ってから一撃で焼き切ります。フレイムウォールが溜まっていれば惜しまず使います。

B2Fからはホロウ系統が登場。印術を避けまくる難敵ですが、ここでも必中のフレイムウォールが文字通り火を噴きます。

そんなこんなでB3Fに到着。ウーファンを使うかどうかは悩みましたが、世界樹Ⅳを遊ぶのが久しぶりで使いたくなったので使いました。ウーファンを全裸にすることはできないので縛り違反感はありますが、あくまで楽しく遊ぶために縛りがあるので、他の楽しさが上回ったら容赦なく上書きしていきます。

 

ということでホロウクイーン戦Withウーファン。

まずはルーンの輝きを乗せたフレイムウォールでお供を一掃。ホロウガードは「高HP・属性弱点」、ホロウシーアは「低HP・物理弱点」なので、フレイムウォールはどちらに対しても有効です。薄々感づいている人もいるかもしれませんが、世界樹Ⅳはフレイムウォールゲーです。

お返しと言わんばかりの次元斬が4ヒットし全滅寸前。幸いウーファンが生き残っていたので、すかさず睡眠の方陣で睡眠を入れて立て直しの隙を作ります。

そこからはリフレシュワルツ+氷の聖印の鉄壁の布陣を維持して難なく撃破。流石にウーファンがいれば楽勝でした。逆にいなかったらどうやって勝つんだろ。

 

ウーファンさんがギルドに加入したら、忘れずに装備を全部剝ぎ取って売り払います。

すこしかわいそうですが、そういう縛り故致し方なし。

さてさて、ミスティックのスキルを見ていきましょう。

まず特筆すべき点として、ルーンマスターと同じく全てのスキルを通常のプレイと同じように使用できます。内容も回復、攻撃、バステ、デバフと欲しいものが揃っており、その全てを高いレベルでこなします。時に専門職を凌駕するレベルで。

迷わずパーティーに加入させるべき逸材と言えるでしょう。

 

ただし、今回のプレイではルーンマスターを複数採用することによる相互作用を優先し、メインでの採用を見送りました。ルーンマスターはTECはもちろんLUCもかなりの高水準であるため、サブでも十分にミスティックとしての仕事をこなせるだろうという判断です。というわけでパーティーは特に変更なし。

 

 

ホロウクイーン撃破時の平均Lvは25ぐらい。主な新規習得スキルは以下。

ダンサー:リジェネワルツ★

ナイトシーカー:先制クローク★ 奇襲★

ルーンマスター1:雷撃の印術★ TPブースト★

ルーンマスター2:火球の印術2 氷結の印術2 ルーンの導き★

ルーンマスター3:氷の聖印★ 炎の聖印★

 

第3迷宮 金剛獣ノ岩窟

 

物語も中盤。この辺りから味方のインフレが敵のインフレを上回り、だんだんと世界樹Ⅳらしいゲームバランスになっていきます。特に第3迷宮辺りではその傾向が顕著で、基本的にはサクサク進めていくことができるでしょう。

ただし、たった一匹の超難敵を除いては…

適度に気を引き締めつつ、金剛獣ノ岩窟をずんずん進んでイクサビトの村に到着。

 

キバガミさんをハイドクロークで完封してボコボコにしたら、ついに待望のサブクラスが解禁されます。

フォートレスはサブダンサーで扇の舞を☆まで。

ナイトシーカーはミスティックを取り、地脈操作☆と回復歩行☆で更に探索役に特化させていきます。

ルーンマスター3(聖印役)はサブミスティックにし、封じ系の方陣と破陣:命脈活性を伸ばして補助の道を極めてもらうことに。残り3人はモノノフにしたいので保留。迷ったら食いしばり取っとけ

 

新たな力も手に入れて、奇襲をかけつつ悠々と歩みを進めているといつの間にかB3Fに到着。…したのもつかの間、B3Fに潜む悪魔の洗礼を受けることとなります。

その名は電気ガエル

電気ガエルは雷属性に対して完全耐性を持つため、雷の聖印★を使用しても焼け石に水、弱点捏造どころかまともにダメージが通りません。ならばと炎や氷で攻めてもこちらも半減耐性持ち。つまり、ルーンマスターは電気ガエルに対してなす術がないのです。攻撃性能も折り紙付きで、見た目に反してあのバブーンより高いSTRから繰り出される電気ダイブは雷の聖印★の上からでも痛烈な一撃。そんなものを脱衣状態で食らえばひとたまりもありません。ちなみにバブーンも三属性に微耐性がありまあまあヤバいです

カエル達の処理はキバガミさんの鉄槌に一任し、我々は後方支援に徹しましょう。

 

そんなこんなで、カエルの豪雨に降られながらもなんとかホムラミヅチの棲家に到着。たっぷり氷銀の棒抗を持ち込み、洞窟も冷やして準備は万端、いざ決戦。

 

開幕、灼熱の炎で弱体版かつ炎の聖印★の上からでもかなりのダメージを受け、すっぽんぽんによる耐久面への影響がいよいよシャレにならなくなってきていることを悟ります。

追撃のかちあげやベノムテイルで順調に死者を出しつつも、アイスコフィンや凍牙の印術でこちらもガリガリ削っていきます。

ホムラミヅチが定期的にばら撒くウロコはすぐに破壊。凍牙の印術を吸われてろくにダメージが通らなくなります。ウロコをばら撒くターンは絶対に攻撃してこないターンでもあるので、リフレシュワルツの延長などはこの隙に。

後半戦、炎の障壁や炎の再生をキバガミさんの咆哮で消しつつ、その隙に印術を連打してそのままフィニッシュ。昔の世界樹のボスはバフ系の行動でも1ターン使ってしまうのが悲しいところ……世界樹のボス、最近は当然の権利のようにターン外行動してくるよね。

この戦いはキバガミさんがいなくても勝てたと思いますが、ホムラミヅチの超耐久を超えるにはアムリタがたくさん必要そうで面倒なので力を借りました。

 

加入してくれたキバガミさんにもすっぽんぽんの洗礼を浴びせたところでモノノフ評。

ソードマンやスナイパーと同じく攻撃スキルは全滅ですが、羅刹と食いしばりの豪華二点セットだけでお釣りが来ます。

まず羅刹。羅刹1でもルーンの輝き★と同等の効果を得られます。しかもこちらは永続。HP10とTP5のデメリットも、もともと低耐久かつ超高TPのルーンマスターにはあってないようなもの。

そして食いしばり。特に雑魚戦の安定化には目を見張るものがあり、ナイトシーカーの奇襲と組み合わせればほぼ全ての雑魚戦は楽勝になると言っても過言ではないでしょう。

一方、ボス戦ではたった一度だけ食いしばったところでジリ貧になりがちなので、休養して他のサブをとる選択肢も常に考慮に入れておきたいです。

枯れっぱなしだったベルンド工房のネクタルの在庫も、これからは徐々に安定してくるんじゃないかな…

 

というわけで、迷わずルーンマスター二人は羅刹1、食いしばり☆、先制羅刹☆を習得。すっぽんぽんの旅、もしかしたら最後までいけるんじゃないかという希望が見えてきました。

 

 

ホムラミヅチ撃破時の平均Lvは34ぐらい。主な新規習得スキルは以下。

ダンサー/モノノフ:バーストセーブ★ 食いしばり☆

ナイトシーカー/ミスティック:睡眠の投刃2

ルーンマスター/モノノフ1:稲妻の印術★ TPカット★

ルーンマスター/モノノフ2:爆炎の印術2 凍牙の印術2 稲妻の印術2

ルーンマスター/ミスティック:頭封の方陣

 

 

 

第4迷宮 木偶ノ文庫

 

ついに第4大地に到達!人生、服着てなくてもなんとかなるもんですね。

♪己が信念を杖に が好きすぎるのでめちゃくちゃテンションが上がってきました。

ウキウキで風止まぬ書庫へ赴くと、ホムラヤマネコが速すぎて炎の聖印が間に合わず地獄ネズミ花火が受からない事実が発覚しめちゃくちゃテンションが下がりました。

すっぽんぽん、相変わらず速度面で不利を被ることが多いです。靴と短剣が恋しい……クイックステップ解禁までは奇襲とアイスコフィンでなんとか乗り切ります。

 

早急にクイックステップが必要なことが分かったので、ここら辺で戦えるクエストボスを倒してレベル上げを敢行。狒狒もカメレオンもかなり強い印象があるので身構えましたが、どちらもお供戦略なのでフレイムウォールで楽々勝利。お供を同じ列に並べる方が悪い。

 

そんなこんなでLv40に到達し、クイックステップ解禁後は雑魚戦もはっきり言ってヌルゲーと化し、あっという間に揺籃の守護者に到達。

揺籃の守護者は全体頭封じのリストレイントや超火力のミキサー系を使用してくる難敵…と思いきや、印術師の悟り×3、羅刹、聖印、ルーンの導きが乗った印術連打で瞬殺。あれ?縛りプレイってなんだっけ?

 

縛りプレイという概念がメキメキと音を立てて崩れていくのを目の当たりにしている気がします。あ、なんか世界樹も枯れちゃった。

 

ここで一度全員休養してスキルを整理。ついでに最後の加入キャラローゲルもひん剥いときます。

インペリアルのスキルは…ここまで読んでくれている人ならお察しの通り、武器で戦う職業なので割と虚無寄り。コンバーターとフィニッシャーでTP回復ができるぐらいで、スキルの消費TPが重いルーンマスターとの相性はまずまず。

 

 

揺籃の守護者撃破時の平均Lvは43ぐらい。主な新規習得スキルは以下。

ダンサー/モノノフ:クイックステップ1 ヒールダンス★

ナイトシーカー/ミスティック:抑制攻撃ブースト☆

ルーンマスター/モノノフ1:始原の印術1

ルーンマスター/モノノフ2:劫火の大印術1 吹雪の大印術1 天雷の大印術1

ルーンマスター/ミスティック:魅了の邪眼☆ 衰身の邪眼☆ 抑制攻撃ブースト☆

 

 

第5迷宮 煌天破ノ都

 

実は今までの迷宮は全て「世界樹の迷宮」の一部だった!

衝撃の事実が判明しましたが、相変わらず我々は服を着れませんし剣も持たせてもらえません。いつも通りやっていきましょう。

 

ここで一度、現在のすっぽんぽん軍団の戦術をおさらいしておきます。

探索では、常にナイトシーカーの奇襲をかけつづけながら地図を埋めていきます。

雑魚戦は先手を取ったら基本的に逃げます(先手確率は50%ぐらい)。この時、防御でのバースト溜めはしっかり行います。取れなかった場合は真面目に戦うわけですが、一撃で倒せる相手ならクイックステップやバーストスキルでの速攻を狙い、倒せない場合は食いしばりでの耐えや睡眠の投刃での行動阻害などを上手く使って手数を稼いでいきます。

印術が外れまくるなどで上手くいかなかった場合でも、物理系には前列組の扇の舞やハイドクロークが強く、属性系には後列組の印術師の悟りや聖印が強いので、案外全滅はしません。まともに攻撃が当たると4ケタダメージが出て吹き飛びますが。

 

ボス戦は、自分が一番意外だったのですが、基本的には全うなダメージのやり取りをしながら戦っていくことになります。防御陣形と聖印でほとんどの攻撃は耐えられますし、ヒールダンスで大体の回復は追いつきます。(聡明料理×3によるTEC補強ですごい回復量になります)どうあがいても耐えられないような攻撃はほとんど存在せず、そのような攻撃は範囲が狭いことが多いのでネクタルでなんとでもなります。

 

最もすっぽんぽん縛りらしい戦闘になるのはFOE戦です。毎ターン2,3人潰されたり特定の行動を許したら即全滅するような戦闘が多く、基本的には3~5ターン程度での速攻を狙っていくことになります。フォートレスよりもナイトシーカーの出番の方が多く、投刃やハイドクロークで手数を稼いでいるうちに印術で焼き切るパターンがほとんど。FOEのHPがそこまで高くないからこそ成り立つ戦術と言えます。

 

というわけでいつの間にか煌天破ノ都の最奥に到着。

翠翼の呪皇は軽くクロークで受け流し、本編ラスボス、楽園への導き手とのご対面です。

まず、共有しておきたい前提条件として、楽園への導き手はとんでもなく強いです。今までのボスたちは比較にもなりません。

 

破滅と絶望の右腕はシンプルに優秀なアタッカーであり、攻撃力、攻撃範囲、行動速度全てに優れます。

クイックステップを併用しない限り先制して回復することは難しく、適切な対処を怠ると前ターンに削られたところに更に追い打ちをかけられて全滅します。

妖しき幻惑の左腕は全封じや混乱をばらまいてくるほか、5ターンごとに使用する虚ろう領域が極めて厄介。放置すると一瞬で全滅します。

本体は原初の炎、凍土の槍、破滅の雷の三属性攻撃をランダムで使用してくるため、聖印での対処が難しいです。いずれも火力は高く直撃=死ですが、中でも破滅の雷は他二種の二倍以上の合計ダメージを叩き出すこともある極めて凶悪なスキル。対策は必至。

 

両腕に対しては速攻で撃破してしまうのが最も有効な対策ですが、運が悪いとすぐに蘇生される上、何度か倒すと本体の行動パターンに消散の吐息(いわゆる、いてつくはどう)が追加されて更に戦いが厳しくなります。

 

まとめると、「腕は倒しても倒さなくてもヤバい。本体は火力が高すぎて本体が動くたびに1~2人死者が出る」。

耐久はここまでのボスの数倍なのに火力もここまでのFOEと同じかそれ以上に高いって、いやどうすんねんって思いますよね。いやほんとにどうすんねん。

わたしが出した結論は……「腕はバーストスキルで速攻で潰す。本体の属性攻撃は全員でルーンの盾を取得して全部はじく」です。前半はともかく後半がバカみたいですが、やるしかないです。

 

てなわけで全員休養させ、ダンサーとフォートレスはサブをルーンマスターに。

ルーンマスター組は基本的にはそのままですが、サポート役は聖印は雷のみを取り、SPをいくつか攻撃印術に回して剝き出しの精髄への削り性能も確保。もちろんルーンの盾は全員★まで取ります。

 

第3大地のレア食材、氷晶ザクロを食べてHPとTECを補強したら、いざ決戦!!

初ターン、本体の行動は確定で死への誘いなのでまだ余裕があります。この間に羅刹や聖印などの準備を進めます。

 

2ターン目、ここからはルーンの盾お祈りタイムです。発動率は前列が20%、後列が45%。更に前列組にはそれぞれ47%で攻撃を回避する扇の舞と、16%で攻撃を無効化するガードマスタリがあるので、それらも加味した回避率は割と信用できる確率にまで達します。

 

腕の駆除及び本体への削りには稲妻の印術を使用します。稲妻の印術は燃費と命中が安定している上に、対破滅の雷用の雷の聖印で弱点を突けるため今回の戦闘ととても噛み合っています。バリバリ雷を落としていきましょう。

 

本体が腕を蘇生させてきたら、バーストスキルを惜しみなく使って出落ちさせます。放置すると深緑の聖櫃で消し炭にされるため、とにかく速攻を心がけること。

 

腕を二回倒してからは消散の吐息が行動パターンに追加されます。リジェネワルツや雷の聖印が消し飛ぶので鬱陶しいですが、これが飛んできているということは属性攻撃が来ないということなので、むしろデレ行動とも言えるかもしれません。この行動のリスクを減らすためにも、バフはむやみに延長せずに、消されたらかけなおすぐらいの意識でいきます。

 

そんなこんなでちまちま戦っていると、しつこく狙っていた頭封じがついに成功。すかさず黒霧で延長しつつ、特大ダメージの印術を浴びせていくと、ようやく剝き出しの精髄まで到達。ルーンマスター3人の火力は凄まじく、そのまま楽園への導き手を復活させることなく撃破に成功!

 

 

というわけでエンディングです。Ⅳのエンディング、最後にワールウィンドが地図の書き方を新米冒険者に教えるシーンで終わるのがメッチャ好きなんですよね…あれ…?うちのワールウィンドさんは素っ裸でギルドに放置されていたはずでは…

 

楽園への導き手撃破時の平均Lvは52ぐらい。スキルは導き手戦の構成を記載しておきます。

ダンサー/ルーンマスター:扇の舞★ ヒールダンス★ ルーンの盾☆

フォートレス/ルーンマスター:ガードマスタリ★ ルーンの盾☆

ルーンマスター/モノノフ1,2:稲妻の印術★ ルーンの盾★ ルーンの導き★

ルーンマスター/ミスティック:雷の聖印★ 稲妻の印術1 頭封の方陣

 

 

 

第6迷宮 暗国ノ殿

 

導き手を撃破してタルシスは平和になりましたが、我々の旅路はもう少しだけ続きます。楽しいクリア後のはじまりはじまり。

当初はまさかここまで来れると思っていませんでした。というか既に縛りプレイな感じが全くしないです。全滅回数も合計10回以下だと思います。タルシスの冒険者、あまりにも強すぎて服着てなくても強い。

 

まずは暗国ノ殿の攻略に着手。B1Fを踏破しつつ回復薬の素材を集めていきます。ここまで触れていませんでしたが、最初から買えるメディカとクリア後に解禁されるメディカⅣ以外、このゲームにまともな回復薬は存在しません。世界樹Ⅳのクリア後は、メディカⅣの在庫を充実させるところから始まるといっても過言ではありません。たぶん。

 

物資が充実してきたら、早速3竜狩りといきましょう。なんか思ったより導き手簡単に倒せたし、我々は全裸でも最強なので余裕でしょう。まずは偉大なる赤竜、お前からだ!!!!覚悟しろ!!!

 

炎の聖印★の上からファイアブレスでぜんいんしにました。再戦したらドラゴンクローやらなんやらでぜんいんしにました。

 

おかしい、こんなはずでは…

 

この縛りは「なんか知らんけど服着てないのにボスの攻撃耐えられる」ので成立していたにすぎませんでした。今から大切なことを言います。

「クリア後ボスの攻撃は、服を着ていないと耐えられない」。

 

いつ来るかも分からないブレスが全く受かっていない状態で勝つのは現実的ではないので、とりあえずレベル上げがてら他のことをします。

 

なんか黄色くてデカい鳥をぶっ飛ばし、FOEをなぎ倒して図鑑を埋め、暗国ノ殿をB2Fまで踏破。レベルもそこそこ上がってきましたし、一番簡単な氷嵐の支配者に挑戦してみることにします。

 

なぜ氷竜が一番簡単かというと、キルヨネンがバカクソ強いからです。彼はすっぽんぽんどころかぶっ壊れ専用装備で身を包んでおり、異次元のステータスをほしいままにしています。ブレスは全然効かないし天雷はすんごいダメージが出ます。こんなに強いキャラを使っていいんだから楽勝に決まってます。

 

 

思った通り、楽勝でした。キルヨネンが強いというよりは、防御陣形Ⅱ★と聖印★でブレスをギリギリ耐えられるところまでステータスが伸びていたのが大きかったです。更に、Ⅳの氷竜は氷の境界に加えてアイスシールドや氷河の再生など、補助だけでターンを消費しまくるので怖いターンが極端に少ないです。

 

てなわけでどんどんいきましょう、お次は偉大なる赤竜リベンジです。火竜戦は純正インペリアルの皇子がいるので、火力はある程度彼に任せることができるでしょう。問題は耐久面なので、ダンサーはリジェネワルツに加えてガードタンゴも踊り、防御陣形Ⅱは魅了の邪眼で代用することにします。

 

こちらも基本的には楽勝でしたが、ドラゴンビートのみ、こちらが全体的に鈍足なのでスタンが極めて厄介でした。とはいえガードタンゴ+ワイドダンスで受けられはするので、焦らずにクイックステップ+命脈活性で立て直していけば大丈夫。

 

 

そして最大の鬼門、雷鳴と共に現る者です。鬼門である理由は当然、呪われし遠吠えの存在。パーティー全体のバフ数が7を超えたが最後、全体即死による粛清を受けてしまうこの戦いにウィラフさんを連れて行くわけにはいきません。というわけで、今回のプレイで唯一の加入NPCを断っての戦いになります。本来なら服を着ている人は戦闘には参加できないルールなので、これが縛りのあるべき姿なんですけどね。

 

また、Ⅳの雷竜はイメージに反して攻撃力にも優れます。雷竜は氷河の再生や火竜の猛攻と言ったバフ系の行動を持たず、雷の境界以外の全てのターンで必ず攻撃スキルを使用してくるため、他二匹と比べて手数に優れます。

 

バフは雷の聖印とリジェネワルツだけで我慢しつつ、

 

冥闇に堕した者

開幕は全員自身にテリアカα。物理モードの使用スキルはデッドクローとブラッドブレードの二種。

デッドクローは基礎命中率が低く、

ブラッドブレードはガードタンゴ★+ワイドダンスがなければ即全滅の

 

 

 

 

歪みし豊穣の神樹(弱体)

平均レベルは64ぐらい、使用したスキルは以下。

 

ダンサー/モノノフ:扇の舞★ リジェネワルツ★ ヒールダンス★ ガードタンゴ★ ワイドダンス1 クイックステップ1 ダンスマスタリ★ 食いしばり☆

フォートレス/ダンサー:ガードマスタリ★ 防御陣形Ⅱ★ クイックステップ1

ルーンマスター/モノノフ1,2:大爆炎の印術★ 羅刹1 ルーンの導き★

ルーンマスター/ミスティック:炎の聖印★ 氷の聖印★ 雷の聖印★ 衰弱の邪眼☆

 

歪みし豊穣の神樹

 

ルーンマスターを3人並べ、ルーンの盾★の発動を狙う作戦。

ルーンの盾★の発動確率は15%なので、3人並べれば45%の確率で属性攻撃を無効化できます。

 

・頭封じの付与を狙う

神樹の頭封じ耐性は1%です。

TECとLUC共に99かつ抑制攻撃ブースト★のミスティックで頭封の方陣を撃つと、

バステ評価値 = (2 * 自身のLUC(99) + 自身のTEC(99)) - (2 * 敵のLUC(90) + 敵のTEC(90)) = 27

バステ評価値が22以上なのでX = 2 * スキル成功率(頭封の方陣★の場合は45%) = 90%

バステ成功確率 = X * (敵の耐性(ここでは1%) - 累積耐性) = 0.9%

バステ成功確率がこの時点で0%以上なら抑制攻撃ブースト★(+15%)の効果を足し、最終的な確率は

16%の確率で成功します。

つまり、1%の耐性というのは抑制攻撃ブーストの加算分以外は無効化しますと言っているに等しいです。よって、このプランを狙うならばミスティックの採用はほぼ必須になります。

 

(かきかけ)